Nintendo Switch Online(ファミコンプレイ)
先日の記事でNintendo Switch Online(以降NSO)について少しまとめたんですが、ファミコンの部分については個別に記事をまとめることにしました。
なぜかといえば、バーチャルコンソールと絡めて書くことができればいいなと思ったからです。
まず率直にファミコンは純粋に面白かったです。
自分はファミコンリアルタイム世代ではないため、現在配信されてる20タイトルの内、元々2~3タイトルしかプレイしたことはありませんでした。
まだ20タイトル全てに手をつけれたわけではありませんが、個人的にハマったタイトルをいくつか紹介したいと思います。
『ヨッシーのたまご』
任天堂で落ちものパズルというと『ドクターマリオ』の名が一番に上がってきますが、自分は今回両方プレイして『ヨッシーのたまご』の方が好きだなあと思いました。
たぶんそれは自分がパズルゲームに疎い、得意でないタイプの人間だからだと思うんですが・・。
『ヨッシーのたまご』はハッキリ言ってシンプルすぎるパズルゲームです。
ルールを概略するとプレイヤーが関与するのはブロックではなく土台のほう。
そして落ちてくるブロックを消す方法は同じブロックを縦に2つ並べるか、たまごの内側に入れる(上たまごと下たまごがあり、その二つが同列に上↓下の順に堆積すると、たまごが完成。この時上たまごと下たまごの間にあったブロックはたまごに収まる形で消える)の2つしかありません。
だけどこのぐらいのシンプルさが自分にはちょうどよかった。
『テトリス』や『ぷよぷよ』、前述の『ドクターマリオ』だと落ちてくるブロックの向きを操作して、さらにはそれをどこに収めるか、どう連鎖させるかっていうのを短い間に考えなければいけないんですよね。
しかし『ヨッシーのたまご』はこれらの要素を全て解消していると思うんです。
まずプレイヤーが動かす土台は4列しかありません、この時点でまず簡単です。
4列の土台を動かすのはそんなにパターン多くないですから。
次に連鎖っていう概念がない。
あのブロックを消したから、このブロックが落ちてきて、連鎖して~っていうのがない。
『ヨッシーのたまご』は縦に2つ重ねることでブロックが消えるということは頂点のブロックしか消えないんです(下方に積まれてしまったものは下に仕込んでおいたたまごでどうにかするしかない)。
とまあこんな感じで『ヨッシーのたまご』はめちゃくちゃシンプルなんです。
パズルゲーム上級者はきっと物足りなくなるんだろうけど自分みたいにパズルゲームに苦手意識を持っている人はたぶんハマれると思います。
『バルーンファイト』
バルーンファイトというと、あの岩田聡氏がファミコン版をプログラムしていたことが有名ですが、自分は今までプレイしていなかったんですよね。
ミニファミコンを購入していたのでプレイする機会はあったんですけどね、小さいコントローラということで何作かプレイして離れてしまいました。
『バルーンファイト』で自分はオマケモードの「バルーントリップ」が面白かったです。
岩田さんがわずか3日でこれを作り上げた逸話だったりがミニファミコンのインタビューで明かされてます、岩田さんってほんとに凄いんだなと思わせられます。
https://topics.nintendo.co.jp/c/article/d2425573-9043-11e6-9b38-063b7ac45a6d.html
↑ミニファミコン発売時の『バルーンファイト』についてのインタビュー
「バルーントリップ」は空中に浮遊する感覚と独特の慣性による操作性が正に自分との戦いといった感じです。
自分が推すこの「バルーントリップ」に敵は登場せず、障害物は雷だけ。
スクロールしていく画面の中の風船をいかに雷に当たらず、割っていくか。
こうやって見るとさっきの『ヨッシーのたまご』と同じでシンプルなゲーム。
自分はシンプルであって、だけども遊びごたえがないわけではないゲームが好きなのかなと思わせられるな。
薄い感想になってしまったが、『バルーンファイト』オススメですよ!
NSOのファミコンプレイはいい意味で再発見させられるサービスでした。
ゲーム性がしっかりデザインされてるゲームは時代に囚われないと。
そんな訳でバーチャルコンソールのあれこれについて書きたかったけど、ちょっと中途半端になりそうなので仕切り直そう。
なるべく早くNSOとバーチャルコンソールの展望についての記事書きたいな。
『ヨッシーのたまご』に文字数取られてもうた。